背中の痛みの治療は原因を知ることから始まります
背中の痛みにお悩みではないですか?
首の痛みや腰の痛みならよく聞くけど、背中の痛みってなかなか聞かないですよね。
そのため、背中の痛みに対して不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか?
背中の痛みは、大きく分けて3つの原因に分けられます。
- 背中の筋肉の損傷などが原因となる痛み
- 姿勢が原因となる痛み
- 内臓が原因となる痛み
基本的には、このどれかが原因と考えても良いでしょう。
背中の筋肉の損傷などが原因となる痛み
背中の筋肉などが損傷することによって起こる痛みは、ほとんどの場合、きっかけとなる原因をはっきりと思いだせるはずです。
「どこかで背中をぶつけた」「ボールを投げたり身体を起こした瞬間に背中がビキっとなった」など、思い当たる節があれば、この痛みである可能性が高いですね。
痛み方の特徴としては、動いた時にズキっと鋭い痛みが出たり、ズキズキと波打つような痛みが続くことが挙げられます。
主に動いた時の痛みがひどい場合に損傷を疑うと良いでしょう。
また、痛みの出ている部位が腫れていたり、熱を持っていたり、赤みがあったりすることも多いですね。
対処法としては、しばらく安静にしておくことが重要になります。
痛めているわけですから、自然治癒によって痛みが治まるまでは無理をしないよう注意しましょう。
痛みがひどい場合は、ロキソニンなどの痛み止めを飲んで一時的に痛みを抑えるようにすると良いですね。
あと、高齢の方の場合などは背中の骨が折れているケースもありますので、あまりに痛みがひどい場合は必ず病院に受診するようにしましょう。
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姿勢が原因となる痛み
姿勢が原因となる痛みの場合、特に多いのは猫背による背中の痛みです。
また、立った時に一見猫背でなくても、スマホやパソコンなどを背中を曲げて見ていても、猫背と同様の症状が現れます。
原因としては、悪い姿勢によって背中の筋肉に過負荷が生じている状態と考えれば良いでしょう。
背中の筋肉に長時間力が入りっぱなしになることで血行が悪くなり、これによって痛みやだるさが出るという状態です。
痛みの感覚としては、重だるい鈍痛のような痛みが起こりやすく、常に背中に違和感を感じるような状態になります。
パソコンやスマホを座って触っていると症状がひどくなる場合などは、ほぼ間違いなくこの症状と言えます。
対処法としては、まず姿勢を良くする習慣をつけるようにしましょう。
猫背であるなら猫背を改善するように努め、スマホやパソコンを触っている時に姿勢が悪いのであれば、触る時間を減らすなどの対策をとるのが良いですね。
その上で、凝り固まった筋肉を動かしてあげるのが効果的です。
肩甲骨から大きく肩を回したり、背筋を使うような筋トレを行ったり、背中のマッサージをしてもらうなど、血行が良くなるように対策をしていくと良いでしょう。
なお、この手の痛みに湿布などは逆効果なので、避けておくのが無難ですね。
病院に行っても異常なしと言われることがほとんどなので、自分で治すか整体・ジム・ヨガなどで姿勢を矯正していくのがおすすめです。
内臓が原因となる痛み
内臓が原因となる痛みは、基本的に痛みが出るきっかけらしいきっかけがありません。
身体を動かすことによる痛みは滅多となく、不定期に痛みが出たり、ある程度周期的に痛みが出たり、特定の動作をすると痛みが出るのが特徴です。
食事をしたら痛みが出る、階段を昇ると痛みが出るなどの場合、内臓が原因の痛みを疑ったほうが良いでしょう。
痛みの感覚としては、鋭い場合も鈍痛の場合もあります。
また、基本的に痛みが治らないケースが多いので、長引く痛みの場合は内蔵の症状を疑っても良いでしょう。
対処法としては、まず必ず病院に行くようにしてください。
素人考えで対処をすると痛い目に会う可能性が高いです。
原因となる疾患によっては一刻を争うケースもありますので、まずは病院を受診して、原因を特定するようにしましょう。
原因が分かった場合は、それに応じて適切な治療を受けられるかと思いますので、お医者さんの話をよく聞くようにしてください。
原因不明の場合は、再度別の病院を受診するか、もう一度痛みのきっかけや痛み方、痛みの出るタイミングを整理して原因を探ってみましょう。
まずは背中の痛みの原因を知ることが大切
背中の痛みには様々な原因が考えられます。
原因によって対処法は全く異なってきますので、まずは必ず痛みの原因を判断するようにしましょう。
当サイトでは、そんな背中の痛みの部位や症状別に背中の痛みの原因と対処法をまとめていますので、個別記事もぜひチェックするようにしてみてください。
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