背中の痛みで肩甲骨や心臓あたりまで痛みが出る時は要注意!
背中の痛みで肩甲骨や心臓あたりまで痛みが出るときは注意が必要です。
マッサージをしても痛みがほぐれないで、何日も痛みが続くときは要注意です。
背中の痛みは内臓と深い関係があります。
たとえば、心臓、胃腸、すい臓、腎臓などの病気にかかっている可能性があります。
また、肩甲骨の左側が痛い、心臓が痛いなどの場合に心膜炎という病気の可能性があります。
ウイルス感染により心臓を包む膜に炎症が起きるのが心膜炎です。
症状が進み、うっ血を起こすと心不全を起こしてしまうことがあります。
また、肺炎でも背中の痛みや胸の痛みが生じることがあります。
ほかに心臓が痛む病気として、狭心症や心筋梗塞の発作の場合に痛みが来ることがあります。
肩甲骨のあたりに鋭い痛みがあり、心臓の方まで痛みが出る場合があります。
狭心症や心筋梗塞というのは、心臓に酸素と栄養を送る冠動脈という大事な動脈が詰まってしまう病気です。
狭心症や心筋梗塞はがんに次いで日本人の死亡原因第2位です。
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狭心症は、冠動脈が動脈硬化を起こして細くなってしまう病気です。
血液の供給が不十分になり、心筋が酸素不足になってしまいます。
安静にしていれば、15分ほどで発作はおさまりますが、繰り返し発作を起こすことがあります。
発作を繰り返しているうちに心筋梗塞になってしまう事もあるので、病院で検査を受けることをおすすめします。
心筋梗塞は、詰まった冠動脈に血の塊が突然出来てしまいます。
血流不足になった心筋は壊死してしまうので、致命傷になる事が多いのです。
発症してしまったときは急いで救急車を呼び迅速な治療を受ける必要があります。
迅速な治療が生死を分けます。
左側の肩甲骨が痛み、同時に息苦しいなどの症状が出た場合は、ためらわずに救急車を呼ぶことが大事です。
他にも大動脈りゅうの破裂の場合にも、肩甲骨と胸の痛みが起きます。
このように背中の痛みを放置することは大変危険なので、精密検査を受けることが大事です。
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